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1801年〜1950年

1801年−エルメスの創業者である、初代ティエリ・エルメスが、現在のドイツ・クレフェルドに生まれる(当時クレフェルドはナポレオンによってフランス領になっており、ティエリもフランス国籍を所有)。

1814年−ティエリは13歳でパリに出る

1837年−ティエリが36歳の時にパリのバス・デュ・ランバール通りにアトリエをオープン(エルメス社の母体になった馬具工房。ナポレオン3世やロシア皇帝などを顧客として発展。)

1878年1月−初代ティエリ・エルメス死去(77歳)

1880年−2代目シャルル・エミール・エルメスが現在地、フォーブル・サントノーレ24番地に移転。製造・卸から直接顧客に販売を開始するとともに、鞍の製造を開始(それまでのエルメスはいわば、下請け業だった)。

1892年−ティエリの孫にあたる3代目エミール・モーリス・エルメスが事業の多角化に着手し、馬具製作の技術を基にエルメス最初のケリーバッグの原型、「バッグサック・オータクロア(sac haut-à-croire)」を製作。(当初は鞍を入れるかばんとして使用された。「クロア」はフランス語で「ベルト」のことで、ふたの部分をベルトで締める構造)

1900年−エミール・モーリス・エルメスは、当時30歳でヨーロッパの王侯貴族に加えロシア皇帝ニコライ2世への馬具とかばんの売込みに成功。

1902年−父から事業を受け継いだエミールと兄のアドルフが商号を「エルメス兄弟社」に改める

1903年−エミールは事業の多角化に乗り出し、札入れ、婦人用財布、バッグの製造を開始

1920年−ファスナーを初めてバッグや衣服に用いる。後にシャネルはスカートにこのファスナーを使い、これが契機となって衣服にファスナーが使われるように。

1922年−エミールが兄から会社の全所有権を買い取り、社名を「エルメス」に戻す

1927年−時計を発表。さらに服飾品・装飾品・香水などの分野にも手を広げ、それらの製品のデザイン、製造、販売をすべて手がける会社に。

1928年−ムートン手袋発売。衣服、旅行用品、時計、宝飾品などを事業に取り入れ、二人の婿、ロベール・デュマとジャン・ゲランにより、フランス中に支店を拡大。

1935年−ケリーバッグ発売。当初は「サック・ア・クロア」(sac-à-croire)と呼ばれていた。

1936年−香水発売。

1937年−スカーフの発売開始。ちなみに第1号のスカーフは「オムニバスゲームと白い貴婦人」

1945年−現在の商標でもある、有名な「4輪馬車と従者」を登録。馬車の種類は「デュック」と呼ばれるもので、「エルメスは最高の品物を用意しますが、それを御するのはお客様自身」ということを意味している。

1947年−ジャン・ゲラン香水部門設立

1949年−紳士バッグ「サック・ア・デペッシュ」、シルクツイルのネクタイ発売
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